・怒るのは堂々とした態度だ!
・怒らないなんて腰抜けだ!
・子供の為を思って怒っているのよ!
・部下の為を思って怒っているのだ!
というふうに、最近は怒る事が正当化されている気がします。
でも断言しましょう。
怒れば怒るほど自分も相手もその周囲も、確実に不幸への階段を上っている事になります。
これは例外なく確実に言える事です!
ただの感情の一つに過ぎない「怒り」が「不幸」へと誘うのです。
これほど恐ろしい感情はありません。
ないほうがいいですよね。
逆に、「怒り」がなければ幸福になる確率はぐっと上がります。
今日は、怒ると不幸になる事を信じる私が、
じゃあどうすればその怒った感情を治める事ができるのか、予防できるのか。
その方法を紹介していきたいと思います。
怒りを治める方法1 「自分の物差しで感情を考えない」
例えば、高級なフランス料理店に行ったとします。
料理も美味しそうなものが次々と出てきます。
しかし、食べてる途中でふとあるものが視界に飛び込んできました。
テーブルの下を、
ゴキブリがさっと通り過ぎたのです。
その時、あなたはどう思いますか?
「クソ!なんでいるんだよ!テンション下がるわー!」
と怒りますよね。
でもこれって、誰に怒っていますか?
ゴキブリにですか?
お店にですか?
そうです、そう思う自分自身が悪いのに、他のもののせいにしているのですね。
これが怒りです。
しかし、鳥類からしてみれば、ゴキブリはエサなので、
フランス料理のように美味しく写り「怒り」の感情なんて出てきません。
単に、人間がそう思っているだけの事です。
もしかすると、どこかの民族ではゴキブリは食料として食されてるかもしれません。
自分の物差しで感情を計り、「嫌だ!」と思うから怒るのです。
ですので、そんな物差しを取っ払えば必然と「怒り」は消えるという事です。
怒りを治める方法2 「怒りという感情を違う自分で観る」
自分がもし怒った時に、
「あ、これは怒りの感情だ、きたきたきたきたーーーーー!!!」
と自分は今、この瞬間「怒っている」のだと第三者の目で認識してください。
今、私は怒っているんだ。
へー今、私は怒っているのか。
自分を観てください。
ただそれだけです。
上司に理不尽に怒られた時でも、
「あー俺、いま怒られてイライラしてるわー、へー、そう思うのか俺、こうゆう時に怒るのね」
分かりますか?
ゲーム感覚っていってもいいかもしれません。
もう一人の自分が幽体離脱して、少し上から自分を観ている感じです。
これをするだけで、「怒り」は緩和するでしょう。
怒りを治める方法3 「怒ったら自分を負け犬と言い聞かせる」
冒頭でも言った通り、怒ったら不幸への階段を一歩上ることになります。
しかも、怒る人というのは、自分に余裕がないから怒ります。
子供を叱るのも、子供の「なんで?」に答えられないから
駄目なものは駄目なのと怒鳴るのです。
子供を叩いたりする行為も完全に自分に余裕がないからです。
時間をかけて説明すればいいだけです。
それがメンドクサイから、説得する自信がないから。
だから、一発で黙らせる事が出来る「怒る」という方法をとるのです。
かっこ悪くないですか?
僕は、弱くて臆病で余裕がないから「怒る」のだと思います。
ですので、怒ることは「自分は負け犬だ」と思えばいいと考えます。
心からかっこいいと思える人や、心に余裕がある人は、確実に怒りません。
怒れば、負け犬ポイントが1ポイント加算されると強く思う
さすれば怒りは緩和されるでしょう。
怒りを治める方法4 「肩書きやエゴを持たない」
肩書きというのは、私は部長とかいうのもありますが、
もっと細かく、私は男だ。とか、
私は東大だ。とかいう、自分を記号で証明する何かをいいます。
これを持たない事が怒りを治める方法というわけです。
人に聞かれれば、答えていいと思いますが、
自分から私はこうだ!っと発信するのはやめましょうという事です。
なぜなら、私は東大だ。と思い言えば、
その瞬間からその他の人を馬鹿にしますし、
トイレ掃除をしろ!と言われても、
なんで東大出身の俺がしなければいけないのだと憤慨します。
つまり、肩書きを付けるから怒りを生んでいるのです。
だったら、初めから付けなければいい。
それが、肩書きを持たないという処方箋なのです。
怒りを治める方法5 「他人と競争しない。」
受験戦争に勝ちたい
ライバルに差をつけたい
競争するから怒りを生むのです。
そこを断ち切れば怒りは出てきません。
簡単なことです。
例えば、一人の女性を二人の男性が取り合うという三角関係があったとします。
一人と結婚し、一人の男性が余った結果になった場合、その余った男性は
なんであんなやつと結婚するのだ!
自分は見た目は悪いけど、やさしくしてた。
あいつは見た目ばかりで冷たい男ではないか!なぜだ!
と憤慨します。
究極までいけばその怒りは殺人まで発展するかもしれません。
無いとは言えませんよね。
そんな可能性が少しでもあるのだったら、
初めから競争しなければいいだけの事なのです。
競争しなければ、怒りは生まれません。
怒りを治める方法6 「なぜか(原因)を考える」
例えば、子供が言うことを聞かず勉強しなかった場合、
怒ることがクセになっている人は、勉強しなさい!と怒鳴ります。
しかしそこを一呼吸ついて、
なぜ勉強しないのかと原因を探ります。
まずは冷静に探ってください。
そもそも、なぜ勉強しなさい!と憤慨してしまうかというと、
勉強しないと落ちこぼれになるかもしれない、
他の子はやっているのに、などの勝手なエゴによって生まれています。
ほんと小さな事だとぼくは思います。
そんな事で怒り=不幸への階段を進むようでは勿体無いと思います。
すぐさま冷静に分析するクセを付けましょう
さすれば、怒りは緩和されるでしょう。
怒りを治める方法7 「努力しても結果を求めない」
自分の思う完全な結果を求めるのはただの無知です。
そんな事を思うから、思い通りにいかなかっただけで憤慨するのです。
怒るのです。
結果を求めるから、そして相手にも自分が思う結果を求めるから
違ったときに怒る。
そんな完璧主義者的な考えは捨てるべきです。
捨てましょう。
させれば、怒りは緩和されるでしょう。
怒りを治める方法7 「自分のことを言われてると思わない」
被害妄想ってやつです。
遠くで誰かと誰かがコソコソ話をしていて、
それが自分のことを言われているんじゃないだろうかと思う感情です。
これが怒りへと直結しやすいのです。
ですから、ホントかどうかも分からないのに、
そんな被害妄想をするのはやめましょう。
させれば、怒りは緩和されるでしょう。
怒りを治める方法8 「生きがいにこだわらない」
「子供がわたしの生きがい」
と思う母親がいたとします。
もし、その子供が成人になり、まったく親孝行しない子供に育ったら、
母親はおそらく、こんなに愛情やお金をもって育てたのになんなの!
と憤慨するはずです。
つまり、生きがいを持つから怒りを生んでいるのです。
生きがいを持つ必要がありますか?
そんなの持たずにゆるく生きればいいのです。
さすれば、怒りは緩和あれるでしょう。
まとめ
冒頭で言った、怒る度に不幸への階段を上っているという例えは事実なのは間違いありませんから、
もし幸福になりたいのであれば、ぜひ怒らない事を実践すればいいと思います。
100%怒らないです。
何があっても怒らない。
そうすれば幸福になる確率はぐんっと上がります。
ストレスが溜まるから発散のために怒るんだという方がいますが、
それは怒りで怒りを生んでいるだけです。
全く意味はなく、悪循環のスパイラルに入るだけです。
ではなく、上記の方法を意識して内から浄化し予防をするのです。
それだけで人生が充足します。
間違いなく笑顔が増え、良のスパイラルが起きるでしょう。
ぜひ、意識してみてはどうでしょうか。
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