2010/11/29

ホリエモンの起業四か条の前に知っておきたい6つのこと

このエントリーをはてなブックマークに追加








起業してほぼ確実に成功する方法
で紹介されている


1 利益率の高い商売
2 在庫を持たない商売
3 定期的に一定額の収入が入ってくる商売
4 資本ゼロあるいは小資本で始められる商売



この四つはもう有名ですよね。

さらに、個人的に思う起業の心得を六つ書いてみました。





1 ターゲットのデータベースリスト


まず、なぜ素人が商売で成功しないのか?

端的にいうと、それは顧客リストというものをもっていないからで、
言い換えると、あなたにファンが全然いないからなのです。
例えば、
たむけんの焼き肉屋がなぜあんなに儲かるのかを考えてみると、

それは、もともと彼にはファンがいて知名度が高く、スタート時点から顧客リストをもっていたからです。
他のビジネスでもそうです、ポイントカード。。。あれも顧客リストです。
メルマガの読者、Twitterのフォロワー、RSSでブログを購読している人。すべて顧客リストです。

逆に言うと、顧客リスト(自分のファン)がいれば、商売なんてちょろいものなのですよ。

もちろん、そのビジネスのターゲットユーザー、それに近い人たちを重点的に集めるのは言うまでもないですが。
まずは、コツコツと自分のファンを増やすことが基本だと思います。






2 課金システム


人がお金を支払うというのはスゴイ事です。


例えば、家賃の支払い、携帯電話の支払い、不動産屋への仲介手数料、宅配便への送料、坊さんへのお布施。などなど。

実はこの流れって、スゴイことなんですよ。


何がスゴイかというと、
社会全体が支払うのが当たり前という風潮になっているのがスゴイのです。





逆に、「はい、明日からテレビは1時間100円を徴収しますよー」と言ってもダメですよね。
なぜなら、社会全体がその課金システムに慣れていないからです。


要するに、その課金システムが世間に浸透しているかしていないかで、成功する確率が変わってくるのです。

だから、既存社会に数多くある課金システム以外で、新しくイノベーション的な課金システムを検討するというのは
ほんと、ギャンブルなんです。当たれば、グーグルやモバゲーみたいに爆発しますけど、
素人が、そんなイノベーティブなことに挑戦しても厳しいだけ。
既存の、もう当たり前になっている課金システム、ユーザが疑うことなく支払ってくれる仕組みを利用することがいいのかと思います。

最近なんかは、有料メルマガが浸透してきましたよね。
時代の流れに乗るのも大事です。




3 他社のビジネスモデルを分析する。


ビジネスモデルに限らず、
他社の売上、利益率、借入などを調べると商売の感覚が身に付きます。

やらないで、挑戦しても脳内完結するだけですから、調べましょう。
脳内完結とは、頭の中でビジネスモデルを想像して


「あーこれだったら利益率低いからだめだなぁー」
「沢山、在庫かかえるからだめだなぁー」
「ライバルが多い市場だからだめだなぁー」
ってな感じで前に進めないことを言います。
このループに陥っている人は結構いるのではないでしょうか?


その完結する基準、ものさしの精度を上げる為にも
他社がどうやって課金しているのか?
借り入れ、売上、従業員数、
どんな状態で経営をしているのかを分析するのが重要だと感じます。






4 専門店になる。ターゲットも専門に。


今、なんの専門店かはっきりさせましょう。

会社=専門店、ではなく、今、何をしているのか?
それが答えられる会社が強いと個人的に思います。

もちろん、時代の流れによって専門にするものは変化しますが、
今、何をしているのか?それが重要です。

さらに、昔に比べて、その専門性が細分化されています。
これからはもっともっと専門性が問われる時代でしょう。

専門性が成功の基本です。



もっというと、ユーザのターゲットも極端に絞る方が効果的です。

ビジネスモデルを考えるにあたって、まずは、なんの専門店になるのか?
それから、そのお店は誰に対して売るのか?
これが大事ではないでしょうか。




2010/12/27 14:55 追記


ザクロだけで商売を成功している方が参考になると思ったので追記しておきます。
ザクロ専門で勝負しているだけでも面白いのですが、さらにターゲットを不妊の方に絞っているところがさらに参考になります。ぜひ。
ザクロ屋
起業を成功させる6ポイント リストラ後6畳で1億売り上げた社長から学んだ事





5 ニッチ市場なんてない!


ニッチの市場を狙え、ブルーオーシャンを狙え、
みたいな事が流布(るふ)していますが、
そんな気持ちでやっていいんですか?


たとえ、今、ライバルが少なくても、あなたの方法を見てみんな真似をしますよ。
結局、多かれ少なかれライバルは増えるわけで、
だったら、そんなことは考えずに、ライバルありきでどう戦うかを考えた方がいいように思えます。





6 お客様の声からビジネスモデルを考える。


これも基本ですね。
ビジネスモデルを考える時に、もっとも必要なことはそのサービスにニーズがあるかどうか。
つまり、お客様が要望していることなのか?
起業する人、経営する側が勝手に妄想しているだけじゃないですか?


自分のやりたい事でうまくいく確率は低いですよ。
考え方を変えましょう。
今、何が必要とされているのか。今、どんなサービスを皆が求めているのだろうか。
それには、お客様の声というのが結局は原点になるのです。



例えば、OKwaveの社長、兼元さんも起業する前は、新聞のQ&Aを見て、今、みんなは何に困っているのだろうか?
というのを考えていたそうです。
結局、そのQ&A自体を商売にしてしまったのですが


ですから、多くの成功した人も言っていますが、何が求められているかです。
これがほんと基礎と言っていいでしょう。




それではまた。 。・ω・。














.
このエントリーをはてなブックマークに追加